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武田、米社から自己免疫疾患治療薬のライセンス権

武田薬品工業は自己免疫疾患の治療薬候補で米社とライセンス契約を結んだ

武田薬品工業は23日、米コア・ファーマシューティカルズ・デペロプメント・カンパニー(イリノイ州)とライセンス契約を結んだと発表した。武田とコア社が共同開発していた重篤な自己免疫疾患「セリアック病」に対する治療薬候補について、武田が全世界での開発・販売権を取得する。武田はコア社に最大4億2000万ドルを支払う。

セリアック病は遺伝的な要因に関係のある免疫疾患で、小麦や大麦に含まれる「グルテン」というたんぱく質に対する免疫反応で小腸の粘膜に炎症が起きる。腹痛や下痢、吐き気のほか、長期的な合併症として栄養障害や骨粗しょう症、神経障害などを引き起こす。

武田とコア社は2015年にセリアック病に対する共同研究契約を締結。両社は「免疫寛容」という体内の仕組みを活用して、過剰な免疫反応を抑える治療薬を開発してきた。今回、患者に対する有効性と安全性を確かめる第2段階の治験が終了。グルテン摂取による免疫応答をコントロールする結果が出たため、武田が全世界でのライセンス契約を取得した。

今後、欧米や日本などでの治験は武田が継続していく。武田は従来とは全く違う新しい仕組み「ファースト・イン・クラス」の治療薬候補として早期の実用化を狙う。

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