習氏の国賓来日へ協力確認 首相、中国副主席と会談

2019/10/23 12:30 (2019/10/23 15:36更新)
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会談前に握手する安倍首相(右)と中国の王国家副主席(23日午前、東京・元赤坂の迎賓館)=代表撮影

会談前に握手する安倍首相(右)と中国の王国家副主席(23日午前、東京・元赤坂の迎賓館)=代表撮影

安倍晋三首相と中国の王岐山(ワン・チーシャン)国家副主席は23日、東京・元赤坂の迎賓館で約20分間会談し、来春の習近平(シー・ジンピン)国家主席の国賓来日に向けて協力することを確認した。首相は中国による日本人拘束や日本産食品の輸入規制などについて、中国に前向きな対応を取るよう求めた。

王氏は習氏の盟友として知られ、22日の「即位礼正殿の儀」に習氏の特使として参列した。首相と王氏は両国関係が発展しているとの認識で一致した。アジアや世界の平和と繁栄に責任を持つ日中が協力して国際社会に貢献するほか、経済協力を深めることで合意した。

首相は北海道大教授の男性が中国当局に拘束されていることを踏まえ、中国側に対応を求めた。男性は過去に外務省や防衛省防衛研究所に勤務歴がある。沖縄県の尖閣諸島など東シナ海での中国の活動について日本の立場を伝えた。東日本大震災後に中国がとっている日本産食品の輸入規制の見直しも促した。

当局とデモ隊の衝突で混乱の続く香港情勢については、首相が「大変憂慮している」と伝えた。「一国二制度の下で自由で開かれた香港が繁栄していくことが重要だ」とも語った。

王氏は23日、自民党の二階俊博幹事長とも会談し、さらなる人的交流の拡大を目指す方針を確認した。22日には麻生太郎副総理兼財務相と会い、経済分野の連携などを巡り意見交換した。

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