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投信コラム

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子育て世代、お金をためるには(運用相談室)

2019/10/29 12:00
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資産運用の悩みは人それぞれ。投資信託をどう選んだらいいのかも年齢や年収、投資経験などで違ってくる。日経電子版の「投資信託サーチ」を使いながら、資産運用のプロが投信選びのヒントを解説する。今回助言してくれるのは、楽天証券経済研究所ファンドアナリストの篠田尚子氏。

【相談内容】Eさんは48歳の会社員。パートで働く妻、中学生と小学生の子どもの4人家族で都内のマンション(持ち家)に暮らす。住宅ローンと教育費がかさみ、貯蓄がなかなか増えない。子どもたちの進学や老後の生活に備えたいが、あまり大きなリスクはとりたくない。効率よく運用できる金融商品があれば投資したいと考えている。

■「見切り発車」でもかまわない

何かと出費が多い子育て世代は、「まとまった資金を準備できない」、「これまでためた貯蓄を絶対に減らしたくない」などの理由で資産形成をためらうケースが多いようです。多忙な毎日を送るなかで、悩んでいるうちに時間はどんどん過ぎていってしまいます。

しかし、この「時間」が資産形成にとっては重要な要素です。時間は誰にでも平等で、あとから「あの時に始めていれば・・・」とどれだけ悔やんでも戻ってきません。多少「見切り発車」でもかまわないので、まずは資産形成の第一歩を踏み出すことが大切です。

毎月決まった日に、決まった金額で自動的に投資信託を買い付けていく積み立て投資なら、少額からでも始められ、じっくり時間をかけて資産をつくることができます。投資信託は日々値段(基準価格)が変動する商品で、不確実性(リスク)を完全に排除することは難しいものの、こうして買い方を工夫すれば、結果的にリスクを小さくすることができます。

■節税メリットを享受しよう!

積み立て投資を始めるなら、節税効果のある制度を利用しましょう。少額投資非課税制度(NISA)や個人型確定拠出年金(iDeCo)などの公的制度は、個人の長期資産形成を後押しするのが主な目的です。つまり、これらの制度を通じて積み立て投資をすれば、自動的に節税メリットも享受できるのです。図表で節税効果が大きい順に制度を並べてみました。

なお、制度ごとに投資できる金額の上限が異なり、利用者の属性によっても違いがあります。Eさん夫婦の場合、積み立て型の「つみたてNISA」とiDeCoで毎月10万円以上、税優遇を受けながら投資信託を積み立てることも可能です。もちろん最初から目いっぱい積み立てる必要はなく、無理のない金額から始めるのがいいでしょう。

■「ファンドスコア」を参考に

それでは、いよいよ具体的な投資信託の選び方に移りましょう。投資信託を活用した資産形成で重要なのはリスクを回避することではなく、リスクと上手に付き合っていくことです。そこで参考にしたいのは、過去の運用実績に基づいて算出される「QUICKファンドスコア」です。

QUICKファンドスコアは、個人投資家が長期で保有するのにふさわしい投資信託かどうかを10段階にランク分けした指標です。同じカテゴリーの投資信託をコストや下値抵抗力などの5項目で相対評価し、総合スコアを付けています。スコアは毎月更新され、数値が大きいほど、そのカテゴリーの中で「長期投資向き」と言えます。

今回は日経電子版の「投資信託サーチ」のシンプル版を使い、バランス型の中から「QUICKファンドスコア9以上」などの条件で銘柄を絞り込んでみましょう。まずは「QUICK投信分類(大分類)」の項目で「バランス」を選択。さらに最下段で「つみたてNISA採用」「ノーロード」なども含め、すべてにチェックを入れてください。

検索ボタンを押すと、該当するバランス型の投資信託が純資産総額の大きい順にリストアップされます。バランス型は株式、債券、不動産投資信託(REIT)など、複数の資産を組み合わせて運用する投資信託のことです。1本で資産や地域を分散して投資できるので、時間を分散する積み立て投資との相性も良いです。

「スコア9以上」などの条件で検索に引っかかるのは、どれも過去の運用実績に基づいた相対評価が高い投資信託です。バランス型は株式だけで運用するタイプと比べて値動きが小さい半面、リターンも控えめですが、資産形成しながらハラハラドキドキすることも少ないので、Eさんのような投資初心者にはおすすめです。

篠田尚子氏
楽天証券経済研究所ファンドアナリスト。著書に「【最新版】本当にお金が増える投資信託は、この10本です。」(SBクリエイティブ)、「貯金も節約もできない人でもお金が増える方法」(かんき出版)など。

(QUICK資産運用研究所)

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