中国、香港行政長官の交代検討か FT報道

習政権
2019/10/23 9:09
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香港の林鄭月娥・行政長官の任期は2022年まである=ロイター

香港の林鄭月娥・行政長官の任期は2022年まである=ロイター

【香港=木原雄士】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は23日、中国政府が香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の交代を検討していると報じた。後任には香港金融管理局(HKMA)前総裁の陳徳霖(ノーマン・チャン)氏や政府ナンバー2の政務官を務めた唐英年(ヘンリー・タン)氏の名前が挙がっているという。

複数の関係者の話として伝えた。習近平(シー・ジンピン)国家主席が承認すれば、2020年3月までに暫定の行政長官が後任に就く計画という。林鄭氏の任期は22年まであり、任期途中で交代した場合、後任の任期も22年までとなる。中国当局は暴力的なデモに屈したとみられたくないため、最終的に交代を決断する前に状況が落ち着くよう望んでいるという。

6月に始まった香港の大規模デモは5カ月目に入り、デモ隊が公共施設を破壊するなど過激になっている。デモ参加者は要求の1つに行政長官選挙の民主化を掲げており、中国政府主導の交代で事態が沈静化するかは不透明だ。ロイター通信によると、林鄭氏は8月の非公開会合で「選択肢があるなら、まず辞めて謝罪したい」と発言したが、その後の記者会見で辞任を否定した。

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