楽天携帯「つながらない」相談相次ぐ 屋内で圏外に

2019/10/22 20:44
保存
共有
印刷
その他

楽天は10月から携帯電話の試験サービスを始めた(9月に都内で記者会見した三木谷会長兼社長)

楽天は10月から携帯電話の試験サービスを始めた(9月に都内で記者会見した三木谷会長兼社長)

楽天が10月から始めた携帯電話の試験サービスで、消費者から利用開始時に「接続できない」との相談が相次いでいることが分かった。楽天によると22日までに4500人以上に契約者情報を記録した「SIMカード」を発送したが、2割近くが通信サービスを利用していない。サービス地域内でも、屋内の一部などに圏外になる場所があるのが原因とみられる。

【関連記事】 「楽天携帯」使ってみた 試験サービス、通話途切れも

楽天は19年度末までに3432局の基地局を設ける計画だ。総務省のサイトで確認できる基地局数は約1700局にとどまる。安定した通信網の構築が課題になっている。KDDIの通信設備をローミング(相互乗り入れ)で借りる契約を結んでおり、地下や高層ビル、サービス対象地域以外ではKDDIの回線につながる。

楽天は東京23区、大阪市、名古屋市、神戸市に住む5000人を対象にサービスを始めた。20年3月末までは無料だ。

利用できないのは圏外にいるケースが多いとみて、楽天は相談窓口の人員を増やして通信環境や圏内での作業を説明している。

【関連記事】
楽天モバイルのエリア検証、ローミングが効果発揮
楽天の携帯本格参入 総務省「とにかく急いで」
楽天携帯、幻の大容量3000円プラン

格安スマホで通話も安く 総務省、回線コスト半額視野
格安スマホの弱点解消へ、消費者メリット広がる期待

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]