太平洋側で雨、災害警戒 台風21号は小笠原諸島へ

2019/10/22 18:16 (2019/10/23 1:21更新)
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台風20号から変わった温帯低気圧や前線の影響で22日は太平洋側を中心に広い範囲で朝から雨が降った。台風21号も接近しており、気象庁は台風19号の被災地を中心に土砂災害や浸水、河川の増水や氾濫への警戒を呼びかけている。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が安定しなかった。22日午前中までの24時間降水量は和歌山県那智勝浦町で182.5ミリ、千葉県勝浦市で111.5ミリ、長野県木祖村で75.5ミリを観測。東京・三宅島では1時間に89.5ミリの雨を記録し、10月の観測史上最大値を更新した。

台風19号の被災地では行方不明者の捜索が続き、住民やボランティアらが浸水した住宅の片付けに追われた。22日時点で死者は13都県で84人。行方不明者は9人とみられる。内閣府によると避難者数は午前7時現在、10都県で3928人。

国土交通省によると、土砂災害は午前7時30分現在で486件が確認された。堤防の決壊は7県の71河川135カ所。厚生労働省によると、午前6時30分現在、9都県の4万2432戸が断水している。

一方、非常に強い台風21号は22日、発達しながら太平洋のマリアナ諸島を北寄りに進んだ。24日には小笠原諸島に接近する見通し。25~26日に東日本や東北の太平洋沖に進むとみられる。

気象庁によると、台風21号は23日午前0時現在、太平洋上を時速約20キロで北北西に進んだ。中心気圧935ヘクトパスカル、最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートル。半径130キロが風速25メートル以上の暴風域。

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