即位礼の夜のハイライト「饗宴の儀」 遅くまで祝宴

「令和」新時代
2019/10/22 18:34 (2019/10/22 23:44更新)
保存
共有
印刷
その他

高御座(奥)と御帳台を見学する饗宴の儀の参列者ら(22日午後7時32分、宮殿・松の間)=代表撮影

高御座(奥)と御帳台を見学する饗宴の儀の参列者ら(22日午後7時32分、宮殿・松の間)=代表撮影

天皇陛下の即位を祝う一連の行事の中で、夜のハイライトとなる「饗宴(きょうえん)の儀」が22日、皇居・宮殿で執り行われた。世界中から訪れた元首や王族らを、天皇、皇后両陛下が手厚くもてなされた。祝宴は約4時間にわたった。

出席者はまず、皇居・宮殿の「竹の間」で両陛下とあいさつを交わした。その後、日中に陛下が即位を宣明された「即位礼正殿の儀」の舞台となった、宮殿内で最も格式が高い「松の間」へ移動し、陛下が上られた高御座(たかみくら)と、皇后さまの御帳台(みちょうだい)を見学した。

英国のチャールズ皇太子は高御座を指さし、興味深そうに宮内庁職員の説明に耳を傾けた。「春秋の間」では宮内庁楽部による舞楽も披露され、スマートフォンで撮影する出席者もいた。

「太平楽」を鑑賞する参列者(22日午後8時40分、宮殿・春秋の間)

「太平楽」を鑑賞する参列者(22日午後8時40分、宮殿・春秋の間)

その後、参加者は主会場となる「豊明殿」へと移動。広さ915平方メートルと宮殿内で最も広い部屋で、国賓を迎えた宮中晩さん会などでも使われる。この日の食事は和食のコースで、牛肉のアスパラガス巻きや茶わん蒸し、伊勢エビの吸い物といった料理が提供された。

天皇陛下はえんび服、皇后さまはロングドレスにティアラ姿で、チャールズ皇太子やスペイン国王のフェリペ6世夫妻、ベルギーのフィリップ国王夫妻ら、多くの王族などと通訳を介さずに歓談された。

秋篠宮ご夫妻ら皇族方も同席された。天皇陛下は天皇が装着する最高の勲章「大勲位菊花章頸飾(けいしょく)」を首から下げられるなど、皇族方は各種の勲章も身にまとい、華々しい雰囲気の中で祝宴が進んだ。

【関連記事】 天皇、皇后両陛下の歩みと絆

豊明殿での食事を1時間ほどで終えると、再び「春秋の間」に移り、立食で飲み物を手に懇談する「後席」が開かれた。豊明殿での宴席は着席形式で自由な移動ができず、席が離れた賓客は両陛下と会話を交わすのが難しい。このため立食形式で2次会に当たる後席を開催することで、懇談の機会を確保した。

最後に両陛下や皇族方が賓客とお別れのあいさつをされ、祝宴は午後11時半ごろに幕を閉じた。25日以降には、国内の招待客などを対象とした饗宴の儀が3回開かれる。

歓談する参列者(22日午後8時8分、宮殿・春秋の間)

歓談する参列者(22日午後8時8分、宮殿・春秋の間)

饗宴の儀に臨む天皇、皇后両陛下(22日午後9時2分、宮殿・豊明殿)=代表撮影

饗宴の儀に臨む天皇、皇后両陛下(22日午後9時2分、宮殿・豊明殿)=代表撮影

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]