カナダ総選挙、与党が第1党へ 首相は続投の公算

2019/10/22 11:42
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カナダ全土で総選挙が実施された(21日、オタワ)

カナダ全土で総選挙が実施された(21日、オタワ)

【オタワ=高橋そら】カナダで21日、9月の下院解散を受けた総選挙が全土で投開票された。現地時間午後10時30分(日本時間22日午前11時30分)時点でジャスティン・トルドー首相(47)率いる中道左派の与党・自由党が145議席を獲得する見通しで、最大野党で中道右派の保守党(106議席)をリードする展開となっている。カナダ主要メディアはトルドー首相の2期目が確実になったと報じている。

家族に見守られながら投票するトルドー首相(21日、モントリオール)=ロイター

家族に見守られながら投票するトルドー首相(21日、モントリオール)=ロイター

トルドー氏は元首相を父に持ち、2015年の前回選挙では若年層を中心に支持を広げた。今回は過去の人種差別的な仮装など個人的な醜聞で一時人気を落としていたが、国民の関心の高い気候変動などで先進的な政策を打ち出し、選挙戦後半で回復した。保守党党首のアンドリュー・シーア氏(40)は知名度で劣り、伸び悩んだ。

下院(338議席)は解散前時点で、自由党が177議席と単独過半数を占め、保守党は95議席で第2党だった。単独過半数には170議席が必要だが、届かなければ少数政党との協力を模索する必要が出てくる。

カナダ放送協会(CBC)による20日の世論調査によると、自由党の支持率は32%と保守党(31.6%)をわずかに上回っていた。第3党の左派・新民主党は18.4%だった。

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