台風19号の流入土砂、廃棄物混じりも補助対象に 政府

台風19号
2019/10/21 23:24
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台風19号で宅地に流れ込んだ土砂の早期撤去を支援するため、政府は、家財やがれきといった災害廃棄物が交じった状態でも被災自治体から撤去費の補助申請を受け付ける。本来は廃棄物と仕分けして土砂の量を申告するのがルールだが、手続きを簡略化し復興の妨げにならないようにする。

宅地の土砂は市町村が撤去するのが原則で、3万立方メートル以上の場合は国土交通省が経費を補助。災害廃棄物の処理は環境省が別途、財政支援している。しかし流入土砂には多くの廃棄物が混入しているため、市町村は現場で仕分けをしてから両省へ別々に補助申請しなければならず、作業が煩雑だった。

台風19号の被災自治体には、混入したままの総量で申請することを認める。現場から撤去後、処分段階で土砂と廃棄物の量を概算すれば、両省が重量に応じて補助する。申請はどちらかの省にすればよい。市町村による撤去を待たず被災者自身が業者に頼むなどして撤去した場合は、経費を市町村に全額請求できる。

同様の手続き簡略化は昨年の西日本豪雨でも広島県内で実施しており、今回が2例目となる。

〔共同〕

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