新千歳揺るがす韓国ショック、9月は4割マイナスに

日韓対立
インバウンド
2019/10/21 20:20
保存
共有
印刷
その他

東京航空局新千歳空港事務所(北海道千歳市)は21日、9月の韓国線の乗降客数が前年同月比39%減と大きく落ち込んだと発表した。日韓関係の悪化による日本への旅行手控えムードは続いており、北海道観光への影響も長引きそうだ。

9月の外国人全体の乗降客数は4%増の19万人。2018年9月は北海道胆振東部地震や台風の影響で大幅に落ち込んでおり、本来は反動で大幅増となるはずだった。実際に中華圏からの訪日客は中国線が同45%増、台湾線が同31%増、香港線が同28%増と軒並み大幅プラスだった。

ただ中華圏にも韓国人客の減少を補うほどの増加の勢いはなく、韓国人客の減少が響いて全体の訪日客の伸びは小幅にとどまった。日韓関係の悪化は地震並みの悪影響を北海道にもたらしているといえる。

前年の地震では発生から1カ月を待たずに政府が「北海道ふっこう割」を始め、訪日客数が上向いた。一方、韓国の格安航空会社(LCC)のエアプサンは運休している新千歳―釜山線を冬ダイヤが始まる10月27日から再開するものの、新千歳―大邱線は引き続き運休の方針。12月から冬の観光シーズンを迎えるなか、日韓関係悪化からの脱却はまだ見えない。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]