北陸銀、経営支援サービス参加 ココペリと連携
北陸銀行は21日、ココペリ(東京・千代田)が手がける経営支援プラットフォームに11月1日から参加すると発表した。インターネット経由のビジネスマッチングや、会員企業の従業員が各社のクーポンを利用できるサービスを提供する。既に全国では30の金融機関が参加を決めているが、北陸の金融機関では初めてとなる。

ココペリと連携して「Hokuriku Big Advance」と呼ぶサービスを始める。楽天や凸版印刷といった400社を超える大手企業に加え、既に15の金融機関の顧客が会員登録している。
金融機関が仲介役として信頼性を担保しつつ、ネット上でビジネス相手を探すことができるサービスを提供する。ホームページ作成機能や、会員企業が発行するクーポンを他社の従業員らが利用できる仕組みも備える。
価格は月額3000円(税別)。同日、記者会見をした北陸銀の庵栄伸頭取は「中小企業の福利厚生を改善して人手確保にもつなげられる」と話した。