北海道の輸出24%減、19年4~9月は1516億円

2019/10/21 19:30
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函館税関は21日、9月の北海道外国貿易概況(速報)を発表した。2019年度上半期(4~9月)を合計した輸出額は1516億4900万円と前年同期から24%減った。JXTGエネルギー室蘭製造所(室蘭市)が18年度末で石油製品生産をやめ、物流拠点に切り替わったことが響いた。

上半期の輸入額は同9%減の6028億9600万円だった。

JXTGエネルギー室蘭製造所から「有機化合物」や「鉱物性タール・粗製薬品」に分類されるキシレンが輸出されていた。両品目とも輸出額は19年9月まで10カ月連続で減り、19年度に入ってゼロの月が目立つ。

室蘭港を管轄する函館税関室蘭支署での貿易額は19年1月以降の累計で輸出が484億3700万円、輸入が772億9400万円と、それぞれ前年同期の半分程度。

19年9月に北海道の輸出は約78億円減った。18年9月に合計で70億円以上あった有機化合物と鉱物性タール・粗製薬品の輸出がゼロになった。北海道では輸出で稼ぐ製造業が少ないため、JXTGの事業再編による輸出額減の影響は19年度末まで続くとみられる。

19年9月の輸出額は前年同月比27%減の206億6200万円で、2カ月連続のマイナス。自動車部品の輸出も落ち込んだ。輸入額は5カ月連続マイナスの761億5900万円(同13%減)。

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