長野のしなの鉄道線、不通の上田―田中駅間 バスなどで代行

2019/10/21 18:30
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第三セクターのしなの鉄道(上田市)などは21日、台風19号の被害で不通のしなの鉄道線の一部区間で、バスと鉄道を使った代替輸送を始めると発表した。23日から田中―上田駅間で乗降もしくは通過する通学定期利用者に限って開始する計画だ。同区間は利用者のうち学生の占める割合が高い。代替輸送で地域住民の生活復興につなげる。

しなの鉄道線の田中―上田駅間は台風被害で線路の上を走る道路が崩れかかっており、運転を再開できないでいる

バスの対象者は信濃国分寺、大屋、田中、滋野駅の乗降者。午前6時半から午後8時ころまで上りと下りでそれぞれ、運行する見通し。鉄道はJR東日本の北陸新幹線と小海線を活用する。対象者は軽井沢―小諸駅、上田―長野駅間の乗車者で田中―上田駅間を通過する人とする。代替輸送はバスも鉄道も費用は無料。

田中―上田駅間は台風19号の接近に伴う12日の計画運休から運転を見合わせている。田中―大屋駅間で線路の上を走る道路が千曲川の洪水に伴い崩れかかっており、運行の安全確保ができていないためだ。県などはしなの鉄道線の再開にむけ応急工事を実施しているが、復旧にはなお3~4週間がかかる見込み。

しなの鉄道によると、同区間の1日の利用者は9500人程度で、うち通学定期の利用者が約4500人と多くを占める。沿線には大学や高校などもあり、学生の通学の足かせとなっていた。

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