インドネシア・ゴジェック創業者、入閣へ CEOは退任

アジアBiz
2019/10/21 16:05
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【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシアの配車サービス大手、ゴジェックのナディム・マカリム創業者兼最高経営責任者(CEO、35)が入閣することが21日、明らかになった。ゴジェックを「デカコーン企業」(企業評価額100億ドル=約1兆900億円=超の大型未上場企業)に育てた実績を買われ、技術革新や人材育成などジョコ政権の重要課題を支える。

ナディム・マカリム氏はゴジェックの最高経営責任者(CEO)を退任し、入閣する

ナディム氏が21日、ジョコ大統領と会談後に記者団に明かした。具体的なポストには言及しなかったが「(入閣を)受け入れた」と述べた。「ゴジェックではインドネシアを世界の舞台に上げることが私の使命だった」と話し、2045年に世界の上位5位を目指す同国経済の旗振り役となる。入閣に伴い、ゴジェックのCEOを退任した。

ジョコ氏はインドネシア経済の将来を担うミレニアル世代(2000年代に成人になる世代)の代表格の人物を閣僚などとして起用する方針を示していた。有力スタートアップ企業経営者や大手財閥の若手経営者らから人選を進めていた。

ナディム氏は1984年生まれで、米ハーバード大経営大学院で経営学修士号(MBA)を取得後、ゴジェックを創業した。15年にスマートフォンを使った配車や宅配のサービスを本格的に始めると、公共交通が未熟な同国で一気に広まり、ゴジェックで働く200万人近いバイク運転手の職も生み出した。

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