ウーバー、日本での団交要求応じず

2019/10/21 16:03
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出前サービス「ウーバーイーツ」の配達員が立ち上げた労働組合がウーバージャパン(東京・渋谷)に団体交渉の要求書を提出した。ウーバー側は18日付で交渉には応じないと回答。労組側は労使紛争の解決機関である労働委員会に、会社側に団交に応じる命令を出すよう申し立てるとみられる。

ウーバーイーツの配達員は3日、労組「ウーバーイーツユニオン」の設立総会を開いていた。その後、8日付でウーバージャパンに、ユニオンの結成通知書と補償制度の説明会や報酬などについて話し合いを求める要求書を提出していた。

ウーバー側は、契約などを管轄する海外グループ会社を通じて18日、「デリバリー・パートナーは日本の労働組合法上の『労働者』に該当しない」として団体交渉に応じないと回答した。

ウーバーイーツの配達員は、アプリを通じて飲食店から消費者までの配達注文を受注する。利用規約には、配達員が「雇用されていない独立した第三者の契約」としてサービスを提供すると記されている。

独立した個人事業主の場合は最低賃金や労災保険など、労働者を守る制度は適用されない。ただ、ユニオン側は配達員の働き方に労働者性が認められると主張していくとみられる。

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