8割超の車、一時停止せず 信号機ない横断歩道

2019/10/21 10:55
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日本自動車連盟(JAF)が8月に行った全国調査によると、歩行者が信号機のない横断歩道を渡ろうとしている状況で一時停止した車は、9730台のうちわずか1660台(17.1%)にとどまった。

8.6%だった昨年の調査結果よりはやや改善したが、一時停止は交通マナーではなく道交法が定めるルール。JAFは「本来は100%であるべきで、規範意識の定着に向け啓発活動をさらに進めたい」としている。

調査は8月15~29日、各都道府県で2カ所ずつ抽出した横断歩道94カ所で実施した。

都道府県別で一時停止率が最も低かったのは三重の3.4%。次いで青森の4.4%、京都の5.0%だった。最も高かったのは長野の68.6%で調査を始めた2016年から4年連続でトップ。静岡の52.8%、兵庫の43.2%が続いた。

JAFが17年に行ったアンケートで、停止しない理由を複数回答で尋ねたところ、「自分が停止しても対向車が停止せず(歩行者が)危ないから」が最多の44.9%。他に「後続車がなく自分が通り過ぎれば歩行者が渡れる」(41.1%)、「歩行者がいても渡るかどうか分からない」(38.4%)も多かった。

JAFの担当者は「一時停止で道を譲るのはもちろん、歩行者が見えなくても横断歩道の手前では減速する必要がある」と指摘。歩行者側にも「手を上げるなどして横断する意思表示をしてほしい」と呼び掛けている。

〔共同〕

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