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スイス総選挙、環境政党が躍進 既存政党は苦戦

【ジュネーブ=細川倫太郎】スイスで20日、投開票された総選挙で、環境保護を前面に打ち出す野党の「緑の党」が議席を2倍以上に増やして躍進した。与党の右派「国民党」は第1党の勢力を維持したものの、議席数は減らした。既存政党の支持離れがじわりと広がった格好だ。

4年に1度の総選挙は定数200議席の下院と46議席の上院が対象で、今回は気候変動問題が争点になった。スイスメディアによると、下院では緑の党の得票率は約13%。議席数は28と前回より17増やし、第4党を確保する見通しだ。与党で主要4党の筆頭である国民党は54議席と11減らすほか、第2党の中道左派「社会民主党」も苦戦した。

緑の党は温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の目標達成に向けた国内法の整備を主張。化石燃料を使った自動車販売の将来的な禁止などの政策を打ち出し、支持を広げた。一方、国民党は反移民政策を訴えた。欧州に難民が押し寄せていた前回選挙の15年は支持を集めたが、今回は関心がやや薄れたとみられる。

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