死者の7割は65歳以上 29人犠牲の福島県が初公表

台風19号
2019/10/19 20:28 (2019/10/19 20:41更新)
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台風19号で全国最多の29人の死者が出た福島県は19日、死因や年齢、性別などの集計を初めて公表した。29人のうち24人は溺死など水害による死亡。65歳以上の高齢者が全体の約7割を占めた。

 福島県郡山市の阿武隈川近くで、犠牲者に手向けられた花束(18日)=共同

死者は13日から18日までに見つかった7~100歳の男性18人、女性11人。20人が65歳以上だった。氏名や住所などの身元は明らかにしなかった。

洪水が原因とみられる溺死が23人で、洪水に巻き込まれた後の土砂吸引による窒息死が1人。

土砂崩れに伴う死亡では圧死が2人、多発外傷が1人だった。

残り2人の死因は分かっていない。

遺体発見場所の市町村別では、いわき市8人(救助ヘリの落下事故は含まず)、本宮市7人、郡山市6人、須賀川市、白河市、二本松市がそれぞれ2人、南相馬市と飯舘村がいずれも1人。

台風被害を巡り福島県と県警は、死因や年齢など身元以外の情報についても開示に消極的だった。地元の報道機関でつくる記者クラブは17日、死亡場所や身元の公表を求める要望書を提出していた。

〔共同〕

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