三重で記録的な大雨 河川氾濫、家屋が浸水

2019/10/19 14:10
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停滞した前線の影響で18日夕から猛烈な雨が降った三重県南部では19日、各地で河川の氾濫や家屋の浸水が確認された。尾鷲市では沓川が氾濫し、付近の5棟が床上浸水するなど計17棟が浸水。志摩市では住宅や店舗など計16棟が、熊野市でも複数の住宅が浸水した。気象庁は18日、尾鷲市や熊野市などで記録的短時間大雨が観測されたと計6回発表した。

尾鷲市によると、沓川は18日夜に氾濫した。19日午前現在、堤防の決壊はなく、けが人も出ていないが、市が警戒を続けるとともに、詳しい状況の確認を急いでいる。

志摩市でも19日未明、道路が冠水、地元消防が80代の女性をボートで救出した。

紀北町によると、県道で土砂崩れが発生し、3世帯6人が孤立した。町などが土砂の撤去作業に当たっている。

JR東海によると、紀勢線は19日、三瀬谷―新宮の上下線で始発から運転を見合わせた。

気象庁によると、日本列島の南側に延びる低気圧が夜にかけて北陸や東北を通り、三陸沖に進むとみられる。19日朝にはレーダー解析の結果、千葉県横芝光町付近で1時間に約110ミリ、山武市や匝瑳市の付近で約100ミリの雨量を観測し、気象庁は記録的短時間大雨を発表した。

各地の川で決壊した堤防は応急措置が進められているところもあるが、国土交通省は被災地の一部の川について、避難情報を発令する際に目安となる「避難判断水位」を暫定的に引き下げる。〔共同〕

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