ザクロ 9割米国産、今年は豊作 - 日本経済新聞
/

ザクロ 9割米国産、今年は豊作

甘酸っぱい味のザクロが店頭に並びはじめた。種ごと食べられる粒々とした食感が特徴だ。秋に実がパカッと割れ、赤い果肉をのぞかせる。日本には平安時代に伝わったとされ、福島県や広島県を中心に栽培してきた。現在日本で流通する9割以上は米国産だ。

一大産地はカリフォルニア州。赤くて大きな「ワンダフル」という品種を主に栽培しており、出荷がピークとなる11月は「ワンダフル月間」と呼ばれる。農林水産省によると、1980年代は日本で5トン前後収穫されていたが、安く甘みが強い外国産の輸入が増えた影響もあり、2000年代には1トンを下回った。現在は和歌山県などの一部で栽培されているほか、山梨県で新たな特産品にしようと取り組みが進む。

カリフォルニアざくろ協会に聞くと、18年の輸出量は日本向けだと600トンほど。19年は豊作で、約730トンになる見込みという。大型の量販店やネット通販などで1ケース(6玉入り)2000~4000円で購入できる。

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連キーワード

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません