ECB次期総裁にラガルド氏 EU首脳会議が正式決定

ヨーロッパ
2019/10/18 23:39
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【ブリュッセル=石川潤】欧州連合(EU)は18日開いた首脳会議で、国際通貨基金(IMF)専務理事だったフランス出身のラガルド氏を次期欧州中央銀行(ECB)総裁に正式決定した。イタリア出身のドラギ現総裁の後任として11月1日に就任する。就任は7月に内定していた。

ECB次期総裁に正式決定したラガルド氏=ロイター

ラガルド氏はツイッターで「ECBのすばらしいスタッフと物価と金融システムの安定のために働けることを楽しみにしている」と述べた。ECB総裁の任期は8年で、ラガルド氏は女性で初めての総裁になる。

ECBは9月の理事会でマイナス金利の深掘りや量的緩和政策の再開を軸とした金融緩和の拡大を決めたばかりだ。欧州経済の減速に歯止めが掛かりにくくなっており、景気の下支えと副作用の抑制が課題になる。

ラガルド氏は米国の事務所で働いたこともある労働法などを専門にする弁護士で、仏財政相時代にリーマン・ショック、ギリシャ危機などに対応した。IMF専務理事として欧州債務危機を経験し、調整能力の高さなどで知られる。シンクロナイズドスイミング(現アーティスティックスイミング)の元選手という異色の経歴も持つ。

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