NYダウ、反落し255ドル安 ボーイング安が重荷に

2019/10/18 23:32 (2019/10/19 5:33更新)
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【NQNニューヨーク=古江敦子】18日の米株式相場は反落した。ダウ工業株30種平均は前日比255ドル68セント(0.94%)安の2万6770ドル20セントで終えた。航空機大手ボーイングと医薬・日用品のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が大幅安となりダウ平均を大きく押し下げた。英議会での欧州連合(EU)離脱案の採決を19日に控え、イベント前に利益確定の売りが一部ハイテク株に膨らんだ。

NYダウは反落(ニューヨーク証券取引所)=AP

ボーイングは7%近く下落した。2度の墜落事故を起こした主力機「737MAX」の安全装置を巡り、同社の技術操縦士が米連邦航空局(FAA)に虚偽の報告をしていたと伝わった。同機の運航停止が長引き業績に響くと懸念された。ジョンソン・エンド・ジョンソンはアスベスト混入の可能性からベビーパウターを自己回収すると18日に発表し、6%超下落。2銘柄でダウ平均を約220ドル押し下げた。

英議会は19日、同国政府とEUが17日に合意した新たな離脱協定案を採決する。可決されれば、英国は10月31日の期限にEUを離脱することになるが、英議会の承認には不透明さが残る。イベント前に上げ基調にあった一部ハイテク株には目先の利益を確定する売りが出た。来週はマイクロソフトやアマゾン・ドット・コム、建機のキャタピラーなど米主要企業の7~9月期決算発表がピークを迎える。発表を前に持ち高調整を目的とした売りが出やすかったとの声も聞かれた。

18日発表の中国の2019年7~9月の実質国内総生産(GDP)の伸び率は前年同期比6・0%と統計が遡れる1992年以降で最低となり、嫌気された面もあった。

ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は前日比67.310ポイント(0.82%)安の8089.543で終えた。フェイスブックや動画配信のネットフリックスなど主力株が下げたほか、半導体やソフトウエア銘柄の下げも目立った。

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