長野市、LINEで台風被災者の問い合わせに対応
長野市は18日、台風19号の被災者からの問い合わせに対応するため、対話アプリ「LINE」を活用すると発表した。罹災(りさい)証明書の発行に関する質問などを人工知能(AI)のチャットボットが回答してくれる仕組み。避難所に身を寄せる被災者を中心に情報の入手が難しいなか、身近にあるスマートフォンでも情報収集しやすい環境づくりを急ぐ。

LINEのアプリで「長野市2019台風被災者支援」アカウントと友達になることで、18日から24時間利用が可能となる。質問と回答は約100項目準備しており、罹災証明書関連のほか損害保険、生活再建資金などの問い合わせについても対応する。
県も同日、同様のサービスをLINE上で始めた。「長野県被災者支援」アカウントと友達になると使える。現在は上田市や須坂市など11市町が対象地域。