子ども同士のいじめ急増 神戸市立小、教諭の影響か

2019/10/18 10:38
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教諭4人が同僚をいじめていた神戸市立東須磨小で、児童同士のいじめ認知件数が2017年度は0件だったのに対し、18年度は13件、本年度は半年間で16件と急増していることが分かった。市教育委員会が17日の市議会文教こども委員会で明らかにした。

市教委は「教員の仲がぎくしゃくしていると子どもにも現れる。東須磨小の職員の状態が少なからず影響したのではないか」と分析。加害者の一部は18年度からいじめ対応などをする生徒指導担当で、児童同士のトラブル仲裁にも当たった。

いじめ被害者の男性教諭(25)が17年、当時教頭だった前校長(今春異動)から飲み会の参加を強要されていたことも判明。市教委関係者は「パワハラに当たるとみられる」と話しており、経緯を調べている。

市教委によると、男性教諭は採用1年目だった17年夏ごろ、参加しないと告げていた飲み会について、前校長から「新人なら行くべきだ」と強く注意された。前校長は、市教委の聞き取りに強要に当たると認めた。

関係者によると、18年にあった飲み会では、加害者からビール瓶で頭をたたかれたり、焼き肉のたれを大量に飲まされたりする被害を受けた。いじめへの関与の度合いが強かった30代男性教諭2人は前校長と親しかったという。

被害に遭った男性教諭は18年12月、前校長にいじめを相談しようとしたが「いじめられてないよな」と諭されて言い出せなかったとも説明している。〔共同〕

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