サウジアラムコ、上場計画を延期 FT報道

中東・アフリカ
2019/10/18 10:17
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9月に攻撃を受けたサウジアラムコの石油施設(サウジアラビア東部アブカイク)=AP

9月に攻撃を受けたサウジアラムコの石油施設(サウジアラビア東部アブカイク)=AP

サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコが新規株式公開(IPO)を延期したことが18日、分かった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)など複数のメディアが報じた。サウジアラムコを巡っては、9月中旬に石油施設が無人機とミサイルによる攻撃を受け生産能力が半減した。企業価値が低く評価されかねないため、IPOの時期を先送りする可能性が指摘されていた。

FTによると、アラムコは石油施設への攻撃による四半期業績への影響が明確になるまで、IPOを遅らせたい考えだという。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは複数の関係者の話として、20日に正式にIPOを始動する準備を進めていたが、12月か2020年1月まで延期を検討していると伝えた。

アラムコのIPOは時価総額が2兆ドル(約220兆円)を超え、過去最大の案件になるとされる。サウジアラビア政府はアラムコの上場で調達した資金を自国産業の育成などに活用する方針。上場先は自国の証券取引所を最優先としつつ、海外市場も視野に入れている。

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