韓国大統領の親書伝達へ 李首相、安倍首相と24日にも会談

日韓対立
2019/10/18 10:15
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【ソウル=共同】天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に出席するため訪日する韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が18日までに共同通信と単独会見し、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が安倍晋三首相へ親書を送る方針だと明らかにした。24日ごろの開催が調整されている安倍氏と李氏の会談で伝達する見通しだ。

共同通信と会見する韓国の李洛淵首相(17日、ソウル)=共同

李氏は、文氏が元徴用工問題などの日韓関係の懸案解決に「固い意志を持っている」と強調した。親書ではこうした考えを伝えるとみられる。親書に加え、安倍・李両氏の会談も関係改善につながるかどうか注目される。

李氏は、韓国が破棄決定した日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)に関し、日本が7月に始めた輸出規制強化措置を撤回すれば「韓国も協定を再検討できる」と述べた。

「両国関係を7月以前に戻すよう願う」と強調し、日韓が通商と軍事分野で緊張を生む行動を同時に撤回し解決を図ることを日本に改めて求めた。

また元徴用工問題では「両国は非公開の対話もしている。双方の指導者が後押しすれば速度を上げられる」と述べ、解決を模索する折衝を続けていることを指摘した。

李氏は「2人の最高指導者が歴史的義務だと考え(日韓の懸案を)解決してくれるよう望んでいる。そのために私が使いを務める」と語った。また「2人(両首脳)が在職中に(問題を)解決できると思うし、しなければならない」と強調した。

今回の訪日では「令和時代に日本の国運が隆盛に向かい、国民の皆さんが幸福であるよう祈願する韓国の国民と私の気持ちを伝えたい」と話した。

李氏は韓国紙の東京特派員を務めた経歴を持ち、日本語を話す知日派。1990年の天皇陛下(現上皇さま)の即位の礼は特派員として取材した。今回首相として出席することに「縁の深さを感じる」と述べた。

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