山口組ナンバー2が出所 警察は抗争警戒

2019/10/18 9:05
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国内最大の暴力団、山口組の最高幹部・高山清司受刑者(72)が18日朝、刑期を終え、服役していた府中刑務所を出所した。山口組は、分裂した神戸山口組との対立抗争が相次いでおり、警察当局は警戒を強めている。

警察関係者によると、高山元受刑者は山口組ナンバー2の若頭で、篠田建市(通称・司忍)・6代目組長(77)と同じ2次団体の弘道会(名古屋市)の出身。10年に京都府警に恐喝容疑で逮捕されて懲役6年の実刑が確定し、14年に収監された。

山口組では15年8月、一部の2次団体が離脱して神戸山口組を結成。17年4月には神戸山口組の離脱者が任侠山口組を立ち上げ、互いに抗争へ発展している。今年4月以降、神戸市で神戸山口組系組長と弘道会系組員がそれぞれ襲われ、今月10日には山口組系組員が神戸山口組系組員2人を射殺する事件が発生した。

抗争の背景には高山元受刑者への反発があったとの見方もある。警察庁の栗生俊一長官は17日の記者会見で「対立抗争を封じるため、警戒や取り締まりはもとより、暴力団対策法の効果的な活用に努めたい」と強調した。

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