GM工場スト継続、労組代表者会議で即時解除を否決

2019/10/18 7:50
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【ニューヨーク=中山修志】全米自動車労組(UAW)は17日、ゼネラル・モーターズ(GM)の米国工場でのストライキを継続することを決めた。支部の代表者らによる同日の採決でスト解除が認められなかった。

UAWは全体会議でストの継続を決議した(17日、ミシガン州のGM本社)=ロイター

UAW執行部は16日に労働協約の改定でGMと暫定合意した。だが、支部代表者らを集めた17日の会議ではストの即時解除が否決された。組合員の全体投票で新たな協約が承認されるまでストを継続する。承認手続きには1~2週間かかる見通し。

労使の暫定合意後もストが続くのは異例だ。UAWが同日公表した労働協約の改定案は非正規従業員の正社員転用や2年ごとの昇給などの待遇改善が盛り込まれた一方、労組が米国3工場の閉鎖を認める内容だった。現場の組合員には雇用への不安が高まっており、スト継続を求める意見が多かったとみられる。

GMは同日、「操業の再開に向けてUAWが速やかに承認手続きを取ることを勧める」と声明を出した。

UAWは4年に1度の労働協約の改定を巡ってGMと折り合わず、9月15日深夜に12年ぶりのストに踏み切った。開始から1カ月を超え、1970年以降で最長となっている。

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