ウーバー、福岡市でタクシーの配車サービス開始

2019/10/17 19:02
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米配車大手ウーバーテクノロジーズの日本法人、ウーバージャパン(東京・渋谷)は17日、福岡市などのタクシー会社12社と提携し、同市などでタクシー配車サービスを始めたと発表した。国内10カ所目で、九州では初めてとなる。同市では同様のサービスをすでに2社が展開しており、ウーバーは知名度や長年のマッチングノウハウを武器に、利用者獲得を目指す。

ウーバージャパンのトム・ホワイト氏(前列左)はタクシーのドライバー、利用者両方の利点を強調(17日、福岡市)

ウーバージャパンのトム・ホワイト氏(前列左)はタクシーのドライバー、利用者両方の利点を強調(17日、福岡市)

福岡市と福岡県糸島市の一部エリアで始めた。車両台数は約450台となる。ウーバージャパンのモビリティ事業ゼネラルマネジャー、トム・ホワイト氏は「タクシードライバーの収益を上げ、利用者をタクシーがつかまらないストレスから解放する」と配車アプリの利点を説明した。

同社のサービスはアプリで行きたい場所を指定すると、近くのタクシーとマッチングして利用者の所に迎えに来てくれる。配車時におおよその料金が表示され、現金・カードで支払いができる。

海外ではウーバーのライドシェアが既存のタクシーを脅かす存在として知られるが、提携するタクシーの協同組合の副田直一郎理事長は「今後ライドシェアをやらないと確約いただき提携に踏み切った」と笑顔をみせる。「タクシーの利用者が減る中で、大きな飛躍のチャンスだ」と期待を寄せる。

福岡市ではタクシー業界最大手の日本交通(東京・千代田)をグループに持つ「ジャパンタクシー」や、中国の滴滴出行とソフトバンクが出資する「DiDi」が配車アプリで先行する。ウーバーは世界60カ国以上でサービスを展開する知名度などを生かし、ユーザー確保を狙う。

ウーバーは2018年7月の淡路島での実証実験を最初に、地元タクシー会社と連携してこれまでに国内9カ所で配車アプリを提供している。

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