主人公自体が最大の謎 映画「ボーダー 二つの世界」

アートレビュー
2019/10/18 16:00
情報元
日本経済新聞 電子版
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淡々と、見たこともない世界がひらけていく。主人公の存在それ自体が最大のミステリー。

スウェーデンの海のボーダー、港の税関で検査官をつとめる女性ティーナ(エヴァ・メランデル)。特殊な嗅覚で不正な持ちこみを見破る。アルコールなど序の口で、児童虐待ポルノを記録したメモリー・カードも「罪悪感のにおい」を感じて発見する。百発百中。

ティーナは独特な風貌をしている。人類以前の原人の復原標本を連想させ、映画「…

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