TDK、一時2%高で年初来高値 5G関連で買い

2019/10/17 20:30
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17日の東京株式市場でTDK株が一時前日比2%(170円)高の1万680円を付けた。3日連続で年初来高値を更新し、2018年11月以来の約1年ぶりの水準に上昇した。米中貿易摩擦の懸念が後退する中、中国などで次世代通信規格「5G」への期待が高まり、投資家の買いを集めている。終値は40円高の1万550円だった。

この日の買い材料となったのは16日の中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の決算発表。スマートフォンや5G関連機器が好調で19年1~9月期の売上高は前年同期比24%増えた。TDKは5G機器に使う電子部品を手掛ける。

「中国で5Gが立ち上がりつつあり、投資家の期待が高まっている」(松井証券の窪田朋一郎氏)のを映して、17日は幅広い電子部品関連株に買いが入った。積層セラミックコンデンサー(MLCC)を手掛ける太陽誘電株は一時前日比5%高で年初来高値を更新。村田製作所株も3%高となる場面があった。11日の米中協議の部分合意や、販売が好調な米アップルの新製品の増産への期待感も関連銘柄には追い風だ。

もっともTDK株は8月末比で25%高とかなりの急ピッチで上昇してきた。市場では「株高がどこまで業績を伴ったものか、10月下旬の決算発表で見極めたい」(国内証券)との指摘もあった。

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