サンスター、AIの画像解析で歯ブラシ選びを支援

2019/10/17 16:48
保存
共有
印刷
その他

サンスターは17日、人工知能(AI)で歯ブラシを選ぶサービスを11月8日に始めると発表した。スマートフォン向けの専用ウェブサイトに口内の画像を送信すると、AIが画像を解析し適した歯ブラシを薦めてくれる。主力の「GUM(ガム)」シリーズの歯ブラシを使うよう促し、磨き残しにより起こる歯周病など口腔(こうくう)トラブルの予防につなげる。

スマートフォンから専用ウェブサイトに自分の歯と歯茎が写った画像を送ると、AIが解析し最適な歯ブラシを選ぶ(サイト画面のイメージ)

専用ウェブサイトのスマホ画面と、推薦対象となるガムシリーズの歯ブラシ製品

サービス名は「ガム オーラルケア スマートコンシェルジュ」。利用者はスマホで撮った自分の口内の歯や歯茎の画像を、専用サイトへ送信する。その後同サイトが表示した質問に答えると、最適な歯ブラシや歯間ブラシなどガムシリーズの製品が提案される。

米グーグルのAI画像認識サービスなどを活用して、1年をかけ開発した。利用者がサイトへ送信する口腔画像から歯並びや歯茎の下がり、歯の隙間などを解析する。歯科医師や歯科衛生士が1万枚の口腔画像を解析しAIモデルに反映した。

毛の柔らかさや細さなど様々な種類があるガムシリーズの製品のなかから、利用者に最適なものを勧める。AIが画像から磨きにくい箇所も検出し強調して表示するため、磨き残した歯垢(しこう)が原因となり起こる歯周病を防げるという。

ガムシリーズは今年で30周年を迎える。サンスターは2020年までに現在270億円程度の同シリーズの売上高を300億円に伸ばす方針。同社オーラルケアマーケティング部長の仮谷光広氏は「歯ブラシの重要性を伝えて歯周病予防につなげたい」と話す。

同社が25~64歳の男女3857人を対象に実施した調査で、自分で歯ブラシを選ぶ人の約半数が合った歯ブラシ選びに自信がないと答えた。「歯周病は多くの人が発症しているが、痛みなどを伴わないため自覚していない人が多い」(同氏)という。歯ブラシ選びをサポートすることで、口腔ケアの改善につなげる。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]