シンガポール9月の輸出8%減、7カ月連続マイナス

2019/10/17 10:42
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【シンガポール=中野貴司】シンガポール企業庁は17日、9月の輸出額(石油を除く)が前年同月比で8.1%減少したと発表した。主力の電機製品が24.8%の大幅減となったのが響き、3月から7カ月連続の減少となった。

シンガポールの輸出は7カ月連続の減少に(写真はシンガポール港)

輸出先別では米国、欧州連合(EU)、日本向けがそれぞれ前年同月比で10.9%、17.3%、19.2%の減少となった。一方、中国向けは20.8%増と、8月に続いて大幅な増加となった。中国経済の減速に伴い中国向け輸出は2018年後半以降、不振が目立っていたが、ここにきて持ち直しの兆しが出ている。

製品別で減少が目立ったのが、集積回路やディスク、パソコンといった電機製品だ。電機製品は輸出の約2割を占めており、輸出を下押しする主因となっている。

シンガポール政府が14日に発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP、速報値)は前年同期比で0.1%増にとどまった。シンガポールは貿易への依存度が高く、輸出の減少が成長率を押し下げる構図が続いている。

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