米ネットフリックス、売上高最高に 米有料会員が増加

2019/10/17 5:46 (2019/10/17 6:35更新)
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ネットフリックスのアプリ=AP

ネットフリックスのアプリ=AP

【シリコンバレー=佐藤浩実】米動画配信大手ネットフリックスが16日に発表した2019年7~9月期決算は売上高が前年同期比31%増の52億4491万ドル(約5700億円)、純利益は同65%増の6億6524万ドルだった。四半期で売上高、利益ともに過去最高になった。成長の指標である有料会員数は9月末時点で1億5833万人と、3カ月前と比べて677万人増えた。

有料会員数は会社予想の700万人増には届かなかったが、米国・海外ともにプラスだった。

米国の有料会員数は51万7000人増の6062万人だった。8年ぶりのマイナスに転じた4~6月期に続く2四半期連続の減少が懸念されていたが、小幅な増加となった。1980年代を舞台にしたSFホラーの人気作品「ストレンジャー・シングス3」などが寄与した。

海外の有料会員数は9771万人と626万人増えた。俳優の山田孝之氏が主役を演じた「全裸監督」(8月公開)は、日本やアジアの会員増につながったという。

7~9月期の特別項目を除くフリーキャッシュフロー(純現金収支)は5億5115万ドルの赤字だった。

ネットフリックスは10~12月期について、売上高が前年同期比30%増の54億4200万ドル、純利益が73%増の2億3200万ドルになると予想する。有料会員数も海外を中心に増加が続き、9月末時点よりも760万人多い1億6593万人に拡大するとみている。

定額制の動画配信サービスをめぐっては、米アップルと米ウォルト・ディズニーがそれぞれ11月1日と12日から自社サービスを始める。いずれも価格はネットフリックスの最安プランよりも安い。ネットフリックスは投資家向けの書簡で「短期的な成長には若干の逆風となるかもしれない」としつつ、「我々のサービスの強さと市場の大きさを考えれば今後も順調に成長する」との見方を示した。

ネットフリックスの株価は4~6月期決算を公表した7月初旬から10月16日にかけて、20%強下落していた。16日の7~9月期の発表を受けて、同社の株価は時間外取引で一時、10%強上昇した。

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