NYダウ22ドル安 米中協議に懸念も企業決算が支え

2019/10/17 5:22
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【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式相場は小反落した。ダウ工業株30種平均は前日比22ドル82セント(0.1%)安の2万7001ドル98セントで終えた。米中貿易協議の不透明感や低調な米小売指標が売りを誘った。ただ、市場予想を上回る米企業の2019年7~9月期決算は支えとなり、相場は方向感に乏しくもみ合った。

米中は前週の貿易協議で中国による500億ドルの米農産物の輸入で合意した。ただ「一部の中国高官が購入額や期限について異議を唱えている」と16日付の米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が報じた。米中協議での合意事項が円滑に履行されない可能性が意識された。

9月の小売売上高は前月比0.3%減と市場予想(0.2%増)に反して減少した。小売売上高は7カ月ぶりの減少となるが、海外景気の減速や貿易摩擦が個人消費に悪影響を及ぼし始めたとの警戒感を誘った。

エクソンモービルやシェブロンなど石油株のほか、前日に好決算を受けて大きく上げた医療保険のユナイテッドヘルスケア・グループやエヌビディアなど半導体株が売られた。

発表が本格化している米企業の良好な7~9月期決算が相場を支えた。1株利益が市場予想を上回った米銀のバンク・オブ・アメリカや、前日夕に通期の見通しを引き上げた航空のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスが上昇した。ダウ平均も小幅高に転じる場面もあった。

ナスダック総合株価指数は同24.522ポイント(0.3%)安の8124.184で終えた。

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