NYダウ反落で始まる、米中協議の不透明感で

2019/10/16 23:05
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【NQNニューヨーク=古江敦子】16日の米株式相場は反落して始まった。午前9時45分現在、ダウ工業株30種平均は前日比24ドル15セント安の2万7000ドル65セントで推移している。米中貿易摩擦や英国の欧州連合(EU)離脱問題の不透明感から売りが先行した。ただ、市場予想を上回る米主要企業の2019年7~9月期決算が支えとなり、下値は堅い。

ニューヨーク証券取引所=AP

米中両政府は前週の貿易協議で中国による500億ドル相当の米農産物の輸入で合意したが、16日付の米ウォール・ストリート・ジャーナルは一部の中国政府高官が購入額や期間について異議を唱えているという。英国のEU離脱を巡っては懸念のアイルランド国境問題の解決策が示されておらず、17~18日のEU首脳会議で合意に達するかどうか不確実性が意識された。

米銀大手バンク・オブ・アメリカが高い。朝方発表した7~9月期決算は1株利益と売上高が市場予想を上回った。航空のユナイテッド・エアラインズ・ホールディングスも7~9月期決算で1株利益が市場予想を超え、株価は上げている。

朝方発表の9月の小売売上高は前月比0.3%減と、市場予想(0.2%増)に反して悪化した。米景気の減速懸念が強まった半面、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げが意識され、相場への影響は限られている。

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