参院予算委員会での主なやり取り

2019/10/16 21:44
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参院予算委員会の主なやり取りは次の通り。

【首相報告】

安倍晋三首相 台風19号の災害対応で、被災自治体への普通交付税の繰り上げ交付を迅速に実施する。被災者が一日も早く安心して暮らせる生活を取り戻せるよう、全力を尽くす。

【台風19号】

増子輝彦氏(国民)激甚災害指定を速やかにしてほしい。

首相 指定する方向で調査を進める方針だ。基準を満たしたものから指定の見込みを公表したい。

松山政司氏(自民)群馬県の八ツ場ダムは、住民の命を守ってくれた。インフラ整備はキャッチフレーズで語るようなものではなく、着実に実施することが重要だ。

首相 大変な財政負担があったが、後世の人たちの命を救うことにもなる。

井上哲士氏(共産)被災者の医療費の自己負担を免除する措置について、国が仕組みを作り、免除を図らなければならない。

加藤勝信厚生労働相 東日本大震災や熊本地震などでの対応を踏まえながら考えなければならない。迅速に検討する。

首相 被災者が安心して医療を受けられるように自治体に対する支援をしっかり行う。

【日韓関係】

松川るい氏(自民)日韓関係について、これ以上の悪化を防ぐことが必要だ。

首相 韓国は日韓関係の根本を成す日韓請求権協定の違反状態を放置するなど、信頼関係を損なう行為を続けている。まずは国際法に基づき国と国との約束を順守することで、健全な関係に戻していくきっかけをつくることを求めている。

松川氏 天皇陛下の「即位礼正殿の儀」に合わせて韓国の李洛淵首相が来日する。韓国との関係に今後どう取り組むか。

首相 対話は常に続けなければならないと考えている。そういう機会について、われわれは閉ざす考えは全くない。

【日中関係】

平木大作氏(公明)中国とは首脳同士で定期的な連絡を取り合うことが大事だ。

首相 首脳間の交流は極めて大切だ。今の勢いを維持したい。経済界も国民も見ている。安心感を持つだろう。首脳同士が胸襟を開き、さまざまな事柄を話し合える環境をつくっておくのは重要だ。

松川氏 今後の対中国外交のビジョンは。

首相 日中関係は完全に正常な軌道に戻った。(沖縄県の)尖閣諸島周辺海域を含む東シナ海における一方的な現状変更の試みには、冷静かつ毅然と対応する。両国はアジアや世界の平和と繁栄に共に大きな責任を有している。日中関係を新たな段階に押し上げ、日中新時代を切り開いていく。

【原発処理水】

浅田均氏(維新)東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出を決断すべきだ。

更田豊志原子力規制委員会委員長 科学的、技術的観点から環境への影響は考えられないと認識している。

【少子化問題】

松山氏 少子化の状況を克服する必要がある。

首相 希望出生率1.8の実現を目指す。年度内に策定する予定の新たな少子化社会対策大綱で道筋を示したい。あらゆる政策や手段を総動員して、国難とも言うべき少子化に真正面から立ち向かう。今月実現した幼児教育・保育の無償化は大きな第一歩だ。〔共同〕

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