リチウムイオン電池 商品化の技術者「認められてよかった」
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2019年のノーベル化学賞の授賞テーマとなったリチウムイオン電池を世界で初めて実用化したソニーの元技術者、西美緒氏が16日、日本経済新聞などの取材で「リチウムイオン電池が広まったことを認められてよかった」と語った。自身が受賞を逃したことについては悔しさをにじませつつ、当時のソニーは特許申請に慎重で、旭化成に後れを取ったことが背景にあると説明した。
ノーベル化学賞は、リチウムイオン電池を開発した旭化成の吉野彰名...
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