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目玉は佐々木・奥川の高校生右腕 17日ドラフト会議

2019/10/16 20:54
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プロ野球のドラフト会議が17日、東京都内で開かれる。目玉は最速163キロで「令和の怪物」とも言われる佐々木朗希(岩手・大船渡高)と、今夏の甲子園で準優勝した奥川恭伸(石川・星稜高)の2人の高校生投手だ。高い将来性で双璧をなす2人の本格派右腕に、何球団が1位指名で重複するか注目が集まる。

今夏の岩手大会で注目された大船渡の佐々木朗希投手=共同

今夏の岩手大会で注目された大船渡の佐々木朗希投手=共同

佐々木は190センチの長身から繰り出す快速球が最大の武器。その潜在能力の高さから、大谷翔平(エンゼルス)ともよく比較される逸材だ。日本ハムやロッテ、西武が1位指名を公言している。

故障に注意しながら公立校でじっくり育てられ、夏の岩手大会決勝で監督が登板を回避させた際は物議を醸した。成長途上で多くの投げ込みを経験していない点を各球団がどう判断するか。

完成度の高さで佐々木を上回るのが奥川だ。最速154キロの直球に加え、スライダーやフォークボールの切れも抜群。コーナーを突く制球力にも優れており、即戦力候補を求める球団からの指名が集まるだろう。

大舞台での経験値の高さとタフさも強み。甲子園3回戦の智弁和歌山戦では延長十四回タイブレークまで完投し、23奪三振の快投。甲子園後に韓国で開かれたU18(18歳以下)ワールドカップ(W杯)でもカナダ戦では7回2安打1失点、18奪三振と圧巻の投球を披露した。総合力の高い右腕に対して、先発投手の駒不足に悩むヤクルトが1位指名を明言している。

智弁和歌山戦に先発した星稜・奥川=共同

智弁和歌山戦に先発した星稜・奥川=共同

大学日本代表のエース、森下暢仁(明大)も1位指名での競合が予想される。最速155キロを誇る大学ナンバーワン右腕は、緩いカーブやチェンジアップなど変化球の質も高い。6月の全日本大学選手権では明大を38年ぶりの優勝に導いた。東京六大学リーグでここまで通算14完投をマークしているスタミナも大きな魅力だ。

スケールの大きな投手がそろう一方、野手陣はやや小粒。その中で注目は、今春の選抜甲子園を制した東邦高(愛知)の石川昂弥か。高校ではエースを務めたが、内野手で出たU18W杯では本塁打も放ち、木製バットへの適応力を示した。プロでは高校通算55本塁打をマークした打者一本で勝負する。(常広文太)

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