横浜市、IRのコンセプト提案募集 海外事業者など想定

2019/10/16 20:10
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横浜市は16日、誘致を目指しているカジノを含む統合型リゾート(IR)に関し、民間企業からコンセプト提案の募集を始めた。山下公園に隣接する山下ふ頭を候補地とし、海外のIR事業者やデベロッパーなどから事業構想を募集する。同市はコンセプト案や聞き取りなどを参考にし、2020年にも実施方針を策定する方針だ。

海外で開発・運営ノウハウを持つIR事業者や国内のデベロッパーなどの登録を30日まで受け付け、12月下旬を期限に提案を受け付ける。市は各社の提案に基づき、20年3月まで、景観への配慮やカジノ依存症などの対策、観光振興への効果などを聞き取る。交通や環境、依存症対策などの技術を持つ関連業界からも別に構想を求める。

横浜市は8月にIR誘致を正式表明し、市議会は9月に関連費用2億6000万円を盛り込んだ補正予算を可決した。市は20年ごろにも実施方針を定め、事業者の公募・選定作業に着手する。21年ごろ事業者を決め、20年代後半の開業を目指す計画だ。

また、横浜市議会の政策・総務・財政委員会は15日、IRについて反対・慎重の立場を取る静岡大学人文社会科学部の鳥畑与一教授から、社会的コストが膨らむ恐れなどに関する意見を聴取した。

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