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福島県いわき市、断水が企業の復興の足かせ

台風19号で河川が氾濫した福島県いわき市で、市の中心部に近い平浄水場が一時水没した影響で断水が発生し企業の復興の足かせになっている。

氾濫した夏井川と災害ゴミが集められた下平窪地区の公園(16日、福島県いわき市)

ラップフィルムなどを生産するオカモトの福島工場は夏井川の堤防が決壊したため、12日に工場全体が浸水し操業が停止している。清掃などに水が必要だが「断水で作業に手間取っており、操業の再開時期は未定」(東京の本社)という。

いわき市が地盤のスーパー、マルトは平窪(ひらくぼ)店が浸水し休業している。清掃して商品棚や備品を入れ替える必要があるのに、水は出ない。そのほかに5店舗が断水しており、水を使う鮮魚の販売を見合わせるなどして対応している。

四倉中核工業団地も断水している。風力発電の鉄塔を手掛ける会川鉄工は操業を続けているが、「清掃やトイレの水が使えない状態」という。

市内では飲食店やクリーニング店などで休業も多い。

いわき市では台風の直後に4万5千戸余りが断水。その後、一部は給水を再開したが平浄水場は洗浄や設備の点検に時間がかかっている。

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