関電、元助役関係会社を競争入札から除外

2019/10/16 18:13
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関西電力の役員らが福井県高浜町の元助役から多額の金品を受領していた問題で、関電は16日までに、元助役が顧問を務めたとされる建設会社「吉田開発」(同町)を発注工事の競争入札から外した。ただ元請けを通じた「間接発注」や入札を伴わない「特命発注」は続く可能性も残る。

関電によると、3日付で吉田開発を競争入札から一時的に外す「指名保留」の措置を取った。関電は「(外部の弁護士らでつくる)第三者委員会の調査結果を踏まえ、吉田開発への発注の在り方を決めたい」としている。

関電の岩根茂樹社長は2日の記者会見で、吉田開発への発注を巡り「現段階で継続している」と話したが、直後に関電の元役員が吉田開発から現金や商品券を直接受け取っていたと公表。「社会の皆様に疑義を持たれた」(関電)として、吉田開発を競争入札から外した。

関電が2018年9月にまとめた社内調査報告書などによると、同社は17年末までの約3年間、吉田開発に対し下請けを含め121件の工事を発注。うち約7割で概算額などの情報を元助役に事前提供していた。

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