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首相、日韓関係「対話、常に続ける」 参院予算委が終了

安倍晋三首相は16日の参院予算委員会で、日韓関係について「対話は常に続けなければならない。そういう機会について閉ざす考えは全くない」と述べた。天皇陛下が即位を国内外に宣明する22日の「即位礼正殿の儀」にあわせて韓国の李洛淵(イ・ナギョン)首相が来日する予定で、安倍首相と会談する方向で調整している。

参院予算委で答弁する安倍首相(16日)

首相は韓国大法院(最高裁)が元徴用工訴訟を巡り日本企業に賠償を命じた判決を念頭に「日韓請求権協定の違反状態を放置するなど、信頼関係を損なう行為を続けている」と指摘した。「まずは国際法に基づき国と国との約束を順守し、健全な関係に戻すきっかけを作ることを求める」と語った。

日中関係を巡っては、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が2020年春に国賓として来日する予定だ。首相は「首脳間の交流は極めて大切だ。今の勢いを維持したい」との見解を示した。

首相は台風19号の上陸を受け、各地で堤防の決壊が相次いだことを受けて「インフラを適切に維持、更新していくことは極めて重要だ」と訴えた。道路や橋梁などの「老朽化対策は喫緊の課題だ。引き続き財源を検討し、万全を期す」と強調した。

少子化対策については「あらゆる政策や手段を総動員し、真正面から立ち向かう」と訴えた。男性が育児休暇を取得しやすくするため「職場環境の改善や制度的な対応を含めて政府として育休取得を強力に推進する」と表明した。

自民党の松山政司、松川るい両氏、公明党の平木大作氏への答弁。16日で衆参両院の予算委が終了し、今後は衆院の各委員会で新閣僚が政策の基本方針を示す所信の聴取などを実施する。

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