IoTで海外強化 日立が17日から技術展示会

2019/10/16 16:27
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日立製作所は17日から2日間、東京国際フォーラム(東京・千代田)で技術展示会「日立ソーシャル・イノベーション・フォーラム」を開催する。あらゆるモノがネットにつながる同社独自のIoT基盤・サービス「ルマーダ」と、ビル管理や鉄道、エネルギーなど他事業とを組み合わせた新規事例を紹介。日立は国内売上比率が9割を占めるIoT事業の海外展開を強化する考えだ。

IoT技術の紹介に力を入れる日立製作所の技術展示会「日立ソーシャル・イノベーション・フォーラム」(東京・千代田)

会場では日立の事業部ごとにブースを出展。日立と子会社の日立ビルシステムはビルオーナーや管理会社向けに、スマートフォンのアプリでエレベーターの稼働状況などをリアルタイムで把握できるサービスを紹介する。運行制御やメンテナンス・修繕情報などを一括管理できるといい、国内約16万台の日立製エレベーター向けに11月15日から提供する。

またウエアラブルグラスを使い、遠隔で作業指示などを伝える技術を横展開する。これまでは製造現場などで主に熟練技能者のノウハウ伝承のために使われていたが、今回の展示会では鉄道事業者など社会インフラ分野のブースで紹介する。

日立はIoT事業の海外展開に力を入れている。米国やアジアを中心とした海外で新規事業を手がけ、2018年度は1兆1270億円の「ルマーダ」関連事業の売り上げを、21年度に約4割増の1兆6000億円に高める計画だ。

(林英樹)

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