動物園の猛獣 津波から守る 高知市、棚の費用募る

大震災8年
2019/10/16 16:23
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2月に設置したスマトラトラの避難棚

2月に設置したスマトラトラの避難棚

高知市は16日、市立動物園「わんぱーくこうちアニマルランド」の猛獣を南海トラフ地震による津波から守るため、オリで囲まれた展示場内に避難棚を2020年3月末に設けると発表した。棚製作にあたり、ふるさと納税を使ったクラウドファンディングで費用の一部を賄う。100万円が目標で、17日から12月16日まで募集する。

対象の展示場は3カ所あり、それぞれライオン2頭、ジャガー2頭、ツキノワグマ1頭がいる。動物園は海に近く南海トラフ地震発生時に最大2.7メートルの津波浸水が予測される。市は展示場から逃げることも逃がすこともできない猛獣を守るため地上から3メートル以上の場所に避難棚を作る。

棚を支える支柱や工賃など含め総事業費はクラウドファンディングによる寄付金を含めて400万円。棚の大きさや枚数、高さは動物の特性に合わせて今後詰める。

市は今年2月、これに先立ちスマトラトラの展示場に避難棚を公費で2枚設置した。「来園者に津波の高さを意識してもらい、防災意識の高まりに一役買っている」(市都市建設部)という。

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