1人乗りの空飛ぶクルマ、CEATECでVR飛行体験

BP速報
2019/10/16 13:55
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空飛ぶクルマ「rFlight」のVR操縦体験で、水平飛行している最中の様子(撮影:日経 xTECH)

空飛ぶクルマ「rFlight」のVR操縦体験で、水平飛行している最中の様子(撮影:日経 xTECH)

日経クロステック

まるでハンググライダーのように空を飛び回れる爽快感――。1人乗りの空飛ぶクルマ「rFlight(アールフライト)」の飛行操縦デモを仮想現実(VR)で体験できる。開発に出資するTEコネクティビティの日本法人タイコエレクトロニクスジャパン(川崎市)が、15日に幕張メッセで開幕した国内最大級の家電・IT(情報技術)見本市「CEATEC(シーテック)2019」に出展した。

rFlightは1人乗りの空飛ぶクルマで、小型で垂直に離着陸できるのが特徴だ。離陸後には水平飛行に姿勢を変更し、時速約185キロで運行できる。次世代交通システム「Hyperloop(ハイパーループ)」を設計するエンジニアなどが立ち上げたチームが開発している。

2020年2月に予定されている米カルフォルニア州での飛行実験に向けて研究開発中だ。半自律的に飛行できるように制御プログラムを設計し、直感的な操作を実現したという。TEコネクティビティの圧力センサーや近接センサー、高度計、加速度計などを搭載する。

垂直離陸時には、50~60センチほど機体がつり上げられる(撮影:日経 xTECH)

垂直離陸時には、50~60センチほど機体がつり上げられる(撮影:日経 xTECH)

今回のVR体験では、空飛ぶクルマの実機とほぼ同じ大きさのモック機体を用意し、3基のモーターでつり上げることで、空飛ぶクルマの垂直離着陸や水平飛行を再現した。

水平飛行中は、うつぶせになってハンググライダーに乗るような姿勢を取るが、膝を機体の中に入れて体を固定する点が少し異なる。うつぶせになるだけでは飛行中に左右に転がってしまうなど姿勢が安定できないため、体を固定する必要がある。実際にrFlightに乗る場合の姿勢についても、試行錯誤を繰り返しているという。

ニューヨークの街中を飛行しているVR内の視点映像(撮影:日経 xTECH)

ニューヨークの街中を飛行しているVR内の視点映像(撮影:日経 xTECH)

台湾HTCのVR用ヘッドマウントディスプレー「VIVE(バイブ)」を使用し、公園を垂直に離陸した後、海上を飛行する体験や、ニューヨークの街中を飛び回る体験ができる。街中ではビルの間や電車のすぐ近くを飛び回るため、体験者によっては「VR酔い」を起こしやすい可能性がある。

(日経 xTECH 東将大)

[日経 xTECH 2019年10月15日掲載]

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