NYダウ237ドル高、2万7000ドル回復 米企業決算を好感

2019/10/16 5:26
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【NQNニューヨーク=横内理恵】15日の米株式相場は反発した。ダウ工業株30種平均は前日比237ドル44セント(0.9%)高の2万7024ドル80セントで終えた。ほぼ1カ月ぶりに2万7000ドルを回復した。主要企業の先陣を切って2019年7~9月期決算を発表したヘルスケアや金融大手の業績が市場予想を上回り、好感した買いが優勢だった。

ダウ平均は330ドルあまり上げる場面があった。医療保険のユナイテッドヘルス・グループは、7~9月期決算が市場予想を上回ったうえ、業績予想を上方修正し大幅高となった。純営業収益や1株利益が市場予想以上に伸びたJPモルガン・チェースも一時、上場来高値を付けた。2銘柄でダウ平均を145ドル押し上げた。

両社の好決算を受け、他の医療保険や銀行株にも買いが広がった。15日発表した7~9月期決算で1株利益が市場予想を下回ったゴールドマン・サックスは売り先行後、小幅高に転じて終えた。

ダウ平均は引けにかけてやや伸び悩んだ。前週末の米中貿易交渉の部分的合意について、米中政府で認識に温度差があると伝わっている。15日は米ブルームバーグ通信が「米国産農産物を購入する前に、中国は米国による対中制裁関税を元に戻すことを望んでいる」と報じ、貿易問題を取り巻く不透明感を強めた。

多くの機関投資家が運用指標とするS&P500種株価指数が節目の3000を一時上回り、上値が重くなった面もあった。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、同100.056ポイント(1.2%)高の8148.706で終えた。アナリストが目標株価を引き上げた半導体のエヌビディアが大幅高となった。

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