バイデン氏の息子、不正行為否定 ウクライナ疑惑めぐり

2019/10/16 3:52
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【ワシントン=中村亮】バイデン前米副大統領の息子ハンター氏がウクライナなどで不正なビジネスをしたとのトランプ大統領の主張をめぐり、ハンター氏は「私が(ビジネスで)不適切なことをしたかと言えばそんなことはありえない」と強調した。一方で「倫理的でない人が違法な手段で私の父親に悪影響を及ぼすきっかけをつくってしまった。その点で私に落ち度があった」と語った。

米ABCテレビがインタビューを15日放映した。ハンター氏が疑惑に関する説明を避けているとのトランプ氏の批判に対しては「私はここにいる」と語り、説明を尽くす立場を強調した。

ハンター氏は、父親のバイデン氏がオバマ政権の副大統領を務めていた時期にウクライナでガス会社幹部に就いた。トランプ氏はエネルギー業界の経験がほとんどないハンター氏が幹部となり高収入を得るのは不自然だと訴える。この会社に対するウクライナ検察の捜査をバイデン氏が妨害したとも主張し、不正行為があったとの見方を示してきた。

ハンター氏は13日、中国の投資会社の幹部を31日までに退く考えを表明していた。この会社を巡ってもハンター氏が中国政府から便宜を図ってもらい不正に利益を得た疑いがあるとトランプ氏が主張していた。

主要世論調査によると、大統領選の民主党の指名争いでトップを走ってきたバイデン氏の支持率には陰りが見え始めている。ウクライナや中国での親子の不正疑惑が影響しているとみられている。

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