台風一過、供給網を再点検 豊田織はフォーク工場一時停止

自動車・機械
中部
2019/10/15 19:30
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東日本を縦断した台風19号は各地に深刻な被害をもたらした。多くの中部企業は週明けから通常の業務に戻ったが、取引先が被災し供給網を再点検するところもある。

豊田自動織機は16日から、フォークリフトを生産する高浜工場(愛知県高浜市)の稼働を数日間停止する。台風の影響でフォークリフト部品の取引先が生産を停止したためだ。12日に子会社の3工場を止めたトヨタ自動車は、14日に通常稼働に戻した。「仕入れ先の状況を確認しながら稼働を判断している」という。

浜松ホトニクスでは生産に影響が出るような被害はなかった。サプライチェーンへの影響は現在、取引先の被害状況の確認を進めているという。スター精密も仕入れ先や納入先が全国各地にあることから、被災状況を改めて調べている。

ヤマザキマザックは自社設備に被害はなかったが、長野県などの顧客が被災。連絡がとれた顧客から順に従業員が現地に出向き、工作機械の復旧支援を急いでいる。

中部電力によると15日18時時点で、長野県の約1万戸が停電している。1万1000人体制で緊急工事を進めるが、河川の氾濫による浸水や倒木などで復旧に時間がかかっているという。敷島製パンには東北や関東などの被災地から通常より多くの注文が入っている。生産する商品を一部制限し、安定供給を最優先している。

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