元首や王族ら2600人参列へ 22日に即位礼

「令和」新時代
2019/10/16 5:00
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即位礼正殿の儀が行われる皇居・宮殿

即位礼正殿の儀が行われる皇居・宮殿

22日の即位礼は、天皇陛下が国内外に即位を宣明される「即位礼正殿(せいでん)の儀」、お祝いの宴席「饗宴(きょうえん)の儀」から成る。いずれも憲法上、天皇が行うと規定された国事行為に位置づけられた重要行事で、今年限りの国民の祝日だ。

即位礼には平成時より約30多い約190カ国の代表者らが招かれ、参列者は国内外あわせて2000人となる見込み。5月1日の陛下の即位とともに始まった一連の代替わりの儀式はこの後、11月の大嘗祭(だいじょうさい)や2020年4月の立皇嗣の礼まで続く。

平成時の即位礼正殿の儀。在位当時の上皇さまが身を包んでいるのが黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)と呼ばれる装束(1990年11月)=共同

平成時の即位礼正殿の儀。在位当時の上皇さまが身を包んでいるのが黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)と呼ばれる装束(1990年11月)=共同

即位礼正殿の儀では、黄櫨染御袍(こうろぜんのごほう)と呼ばれる専用の装束に身を包んだ陛下が宮殿「松の間」に設置された玉座「高御座(たかみくら)」に、十二単(ひとえ)姿の皇后さまが「御帳台(みちょうだい)」に登壇される。陛下がお言葉を述べ、即位を宣明された後、安倍晋三首相が万歳を三唱し、参列者らが唱和する。

儀式では、皇位のしるしとされる三種の神器のうち剣と璽(じ=まがたま)をささげ持った侍従らをはじめ、宮内庁幹部や職員らが伝統装束をまとう。宮殿の中庭には、旛(ばん)と呼ばれる色とりどりののぼりが立ち並び、平安絵巻さながらの光景が広がる。

こうした様式は、明治期に制定され戦後廃止された「登極令」で定められていた。平成の代替わり時は国民主権や政教分離といった新憲法上の観点から、大正、昭和の即位礼の在り方を踏襲することに異論が相次いだ。このため平成時に神話色を薄める工夫をし、今回もその前例がほぼ踏襲される。

現代的な華やかさに包まれるのが祝宴だ。「饗宴の儀」は22日のほか、25、29、31日に計4回、宮殿で開催される。各国の元首や王族ら約400人を含め計2000人程度が招待され、料理や雅楽の演奏でもてなされる。ただ療養が続く皇后さまの体調を考慮し、4日間で計7回、約3400人を招いた平成時より規模を縮小した。

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